軽音楽部を立ち上げようと思ったのは、実は私のわがままからでした。部長の私はサックスをやっていて、地域の楽団に所属もしています。
しかしそれだけでは物足りなく、もっと少人数で合奏したい!!という私ひとりの希望から、シエルブルーで軽音楽のメンバーを集めることになりました。
その際に、みんなでやるうえでの方向性として、「ゆる〜く楽しむ」ということを第一目標に掲げました。
絵の苦手な私が自分で団員募集のチラシを書き、シエルブルーの掲示板に貼りました。すると、最初に私含め4人が手を挙げてくれました。まずやる曲を決めたいね、ということで話し合いを始めました。
結団当初は夏でしたが、ゆっくりゆる〜くやることをふまえて、クリスマスまでに1曲、クリスマスソングを完成させるのはどうか、ということになりました。そして、色々なクリスマスソングが候補に挙がる中、ワムのラストクリスマスをやることに決定しました。
メンバーがあとどのくらい入ってくれるかわからない中、シエルブルーのスタッフさんに「誰が何を弾けるか」などの情報を聞き出しながら楽譜を作りました。
ベースギター、ギター、ピアノ、クラリネット、ソプラノリコーダー、鈴、そして私のテナーサックスを入れた8つの楽器の編成でした。
楽譜はインターネットにあるコード進行表を見つつ、採譜して私が完成させたものです。楽譜化は初心者で、音楽理論もあまりわからないため野生の勘(笑)で頑張りました。それぞれの楽器に見せ場があるように工夫するのが難しかったです。

この楽譜と参考音源をブルーシップの連絡ツールにアップして、団員に配りました。楽譜が読めない団員もいるので、ドレミを書き込むこともしました。
そして、夏の終わりには、金曜日の午後を練習日に決めて練習を始めました。絶対に練習に来ないといけないというわけではなく、その日集まったメンバーでゆる〜く合奏する、というかたちをとりました。

そのため、心理的負担は少なくなった反面、全員揃っての練習はなかなか実現しませんでした。また、すぐに見つかると思っていたピアノ奏者もなかなか見つからず、やっと見つかったのは最終合奏日(録音発表日)の1週間前でした。それでも、12月20日にはメンバーのほぼ全員が揃って合奏することができました。
みんなの音を聞きながら音をあわせていくのはとても楽しかったです。なにはともあれ形にすることができて、とても良かったと思います。
ただ、12月20日の合奏では全員で演奏することができなかったので、いつかみんなでラストクリスマスに再チャレンジできるといいなと思っています。
次に挑戦しようと思っている曲は、ジブリ映画『耳をすませば』で有名な「カントリーロード」です。冒頭にリコーダー2本の掛け合いをいれ、後半は賑やかでわくわくするようなアレンジになっています。
軽音楽部では、メンバーを募集しています。初心者大歓迎です。楽譜が読めなくても、ドレミを私が書いたりお手本音源を差し上げたりするので大丈夫です。
一緒に軽音楽をやりませんか?
by 軽音楽部部長 shallow
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